ILLUSTRATOR
CULの可能性。
キムラマサヒコ
CUL
キムラマサヒコ
「CUL」オフィシャルグッズのイラストを手がける、イラストレーター。アメコミ風モンスターからギャグ1コママンガまで、画風は幅広い。

CULの可能性
音は必ず「その音が出ている元」が存在し、我々は無意識にその存在をイメージしています。
ですから、ボーカロイドであるVY-1にもその声の主が必要なのかもしれませんね。
そう考えると番組キャラクターとしてうまれた、CULの今後が気になります。
VY-1のキャラクターになるのか、また別のボーカロイドソフトが誕生するのか、キャラクタービジネスの展開に可能性を感じます。
CULを描いていて思ったんですが、他のボカロキャラのそれとはまったく違って「この子は普通の高校生的な存在なのかな?」という感じがしました。
もしそうなら髪も染めるだろうし色々な服も着るわけで、多種多彩なCULが多種多様なシーンに登場することも違和感無く成立するのかもしれません。
精密にモデリングされた服を着せてモデル的な扱いもできるでしょうし、利用する側のアイディア次第で色々な展開ができると思います。

CULグッズのイラストについて

普段依頼されるイラストの多くはアメコミやギャグマンガ風なので、
今回のような美少女キャラクターは僕にとってチャレンジ感がありましたね。
さらに、3Dモデリングされたキャラクターを2Dで描くという肖像画や似顔絵とはまったく感覚がちがう作業であったため、かなり戸惑いもありました。 最初に取り掛かったのはHPやステッカーで使用されている制服を着ているCULでした。
とりあえず見たまま描いたのですが、出来上がってみれば髪は3D顔は2.5D体は2Dみたいな世にも不思議な仕上がりになってしまいましたが勘弁してください(笑)。
で、これを踏まえて「CULがアニメになったら」と考えて描いたものがクリアファイルのイラストです。
僕の修行が足りないのでしょう、なかなか似ないんです。
単なる似顔絵なら特徴を極端にデフォルメしてしまえば成立するんですが、ギャグじゃないんだからそうもいかないし、
そのまま描いたら3D2.5D2Dの気色悪いCULになるし、とにかくCULの雰囲気を壊さずに描くということを念頭に試行錯誤しました。

最近のイラストレーターとソーシャルネットワークについて

Pixivなんかを観てみるとびっくりしますね、いやいや皆さん上手いですよ、自分の未熟さを痛感しますね。
上手いだけでなく、一見してメロディーや物語的なものを感じさせるイラストは、僕にとって最高に刺激になります。
そういう意味では、自分もソーシャルネットワークの恩恵に与かっていると思いますが、明らかにピンとこない部分もありますね。
友人、知り合い、それ以上以下の線引きが曖昧になってきているようで、全部ひっくるめて友達というように概念自体が変化してきているように感じます。
先日、知人に会うや否や開口一番「あれどうでした?!!」と聞かれたことがありました。
彼は写真が趣味で、2時間前にmixiにUPした写真の評価を求めていたのですが、自分にはその意図がまったく解らず「何のこと?」と聞き返したところ、「はぁ?」と蔑みにも似た眼差しで高い所から見下ろされた感覚は、まだ記憶に新しいところです。
これは会う機会がある知人だからいいようなもので、もしネットワークだけの知り合いだったらこちらがレスするまで「あいつ何やってんの?」みたいに思われていたんでしょうね。
例えば小説を読んでいると、脳内で登場人物を勝手気ままにビジュアル化して壮大な超大作ムービーが完成するわけですが、これをそのまま実際の生活に適応すると困ったことになってきます。
例えばmixiに書かれた文章を読んだだけで、実際とまったくかけ離れた人物像を想像し、決めつけてしまうという弊害が生じたりもします。
実際に先程の知人は、僕を2時間以内毎にmixiにログインする人物と思っているわけで、少々困るわけです。
かといってソーシャルネットワークに参加している全ての人を指しているわけではなく、物は使いようってことです。
元々コミュニケーションに長けた人は新たなツールを得てさらに前進するでしょうし、このツールが手に余り暴発させる人もいるでしょう。
便利なツールは人々に格差をつけてしまうのではないか、と考えさせられます。

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